1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:19:11 ID:nXDhdEZ6B
立つかな
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:21:00 ID:rwDGa3J9W
立つかなじゃねーよ
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:20:58 ID:ZoAKobk1J
勃ったからはよ
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:24:43 ID:nXDhdEZ6B
ちょwいきなり厳しい
では語らせていただきます
まずはスペック
>>1 女 事件が起こった当時18歳 喪女
美人さん すげー美人。 ちょっと薄幸そうで、地味なかんじ
兄 うちの兄。ヒョロガリハゲ予備軍 女苦手
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:26:50 ID:bqamfabeC
続けてくれ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:35:11 ID:k23JGFPLQ
あくしろや
建てる前に何で書き貯めしないんだ?
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:44:52 ID:ebDTD44Wo
代わりにワイのちんぽが立ちました
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:54:23 ID:nXDhdEZ6B
すまん、ちょっと用事でした
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:54:59 ID:nXDhdEZ6B
ぼちぼち語ってくww
コトの発端はある冬の日。
部活関係で学校に出なきゃいけなかったので、冬休みにも関わらず朝の電車に揺られてたんだ。
その日はかなり人が多くて、ぎゅうぎゅう詰めの状態。
学生は少なく、周りはサラリーマンとかばっかりだった。
そんな中、イヤホンで音楽聴きつつ立ってたんだけど、どこからか何とも良い匂いがしてくるわけ。
どこのオジサマがこんなガーリーな匂いを…と思って回りを見渡すと、
綺麗な黒いセミロングの髪と、すらっとした背が見えた。
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:55:27 ID:nXDhdEZ6B
近くの高校のかわいいブレザータイプの制服姿で、
もう後姿からして女子力爆発してた。
休みなのに珍しいなー、てかスタイルいいなーとその娘をガンミしてると
その子がぱっと振り向いてきた。
顔ちっちゃくて、白くて、目が切れ長の超美人さんだった!
化粧してたけど、ちゃんと顔に合った薄めのもので、女でもハッとなる容貌。
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:55:55 ID:nXDhdEZ6B
朝から眼福だなあーと、気持ち悪いことを思ってると、その娘はまた前を向いた。
あら、残念wwwとがっかりしてると、二分後くらいにまた振り返ってきた。
今度は、自分のお尻のほうをちらちら見てるみたいだった。
で、また前を向く。 でも、すぐ振り向いてチラチラ。
これを3回くらい繰り返すのを見てたら、彼女が何を気にしてるか万年喪女でも分かった。
これ、チカンじゃね?
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:56:17 ID:nXDhdEZ6B
考え付いた瞬間、なんか体が寒くなった。
美女の周りを見てみると、サラリーマンでがっちり固められていた。
その中でも、一際変な動きをしてるおじさんがいた。
彼女の斜め後ろにぴったり体を着け、左手はつり革。右手(彼女のいるほう)は、下におろしてる。
そのおじさんは時々、もぞもぞと右手を動かすような仕草をしていた。
目もずっと美女の髪の毛を見ている。すっごく怪しかった。
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)14:57:09 ID:ebDTD44Wo
パンツ投げ捨てた
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:06:40 ID:nXDhdEZ6B
おじさんがもぞもぞする度、美女は振り向いていた。
これは…と思ったけど、まだ分からないしなー、違ったら恥ずかしいしなぁ、と思って様子を見ていると
その美女の目に、だんだん涙が溜まり、顔が真っ赤になってきた。
まじか、まじか!?唖然としてると、彼女とふと目が合った。
心臓バクバクで、無言で見つめ返した。よく見ると、涙はもう流れてて、体も小刻みに震えてた。
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:07:03 ID:nXDhdEZ6B
恐る恐る、ちらっとおじさんの方を見て、「ちかん?」と口パクで言ってみた。
すると、小さく頷く彼女。
その瞬間、猛烈な怒りが湧いてきた。こんな細くて幼気な女の子を蹂躙するなんて!死ねハゲ!
まあお察しのとおり、私コミュ障なんだけど、その時ばかりは正義感が先立って
なんとしてでもこの子を助けないと!という気持ちに駆られた。
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:07:33 ID:nXDhdEZ6B
そんで、彼女に頷き返して、「だいじじょうぶ」とまた口パクで言った。
美女は、プルプルしながらまた涙を流した。 私は、どうしようか悩みに悩んだ末、
他の乗客を掻き分けて彼女に近づいた。
おじさんの間近まで来ると、なんかフーフー言ってて、ゾっとした。
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:07:47 ID:bqamfabeC
いいゾぅ
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:08:04 ID:nXDhdEZ6B
このまま手をひねり上げるか、いや、そんな力はない。もうどうにでもなれ、と思って
思いっきり彼女を押しのけて、おじさんとの間に割り込んでやったwwwwww
怖くて泣きそうだったけど、おじさんの方をにらんだったwwwww
触るなら私を触れwwオラwwと虚勢はってると、おじさんは目も合わさず若干後退。
それから、彼女にも私にも干渉してこなかったwwクソww
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:08:42 ID:nXDhdEZ6B
おじさんが手出ししなくなった後も、彼女の周りを番犬のようにガード。
男が少しでも動くたび、ガンつけてたww心の中は疑心暗鬼でいっぱいww
そしたら、美女がぐじゅっ、ぐじゅって言いはじめた。
え!?と思って恐る恐る彼女を見ると、鼻水垂らしながら泣いてたwwテラカワユスwww
小声で、「だ、だいじょうぶ…ですか」と聞くと、しゃっくりしながら何度も頷いた。
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:09:09 ID:nXDhdEZ6B
嗚咽交じりの小さい、ちょっと低めの声で「あ、あり、あり、あり…」と奇声を発し始める。
「ありがとう」って言いたいけど、しゃっくりで言えないようだったw
めっちゃ可愛い生き物だなぁ。怖かったろうにと思い、「怖かったですよね、もう、大丈夫なんで、ハイ」
と元気付けてあげた。美女は口を覆いながら何度も何度も頷いてた。
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:09:37 ID:nXDhdEZ6B
すると、私の降りる駅についた。ここは大半の人が降りる、でっかい駅だった。
「降りますか?」と聞くと、美女は無言で頷き、手を握ってきた。
そのままガードしつつ、手を引いて電車を降りてあげた。
あの卑劣極まりないおじさんは、見当たらなかった。末代までハゲろ。
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:09:57 ID:zzWqYxSZJ
長い
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:10:35 ID:nXDhdEZ6B
>>53
サーセン。一応長編です
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:14:12 ID:lMQhrddUx
いや読みにくいわ
もっと簡潔に書けんのか
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:16:56 ID:lcJfnbH4H
そういやチカン冤罪にあったとき、
身分証明書を出して身分を明らかにしたうえで
強制的に連行されたら訴えることができるって聞いたけどマジ?
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)15:20:47 ID:yAHgXrGwD
1行行間あけてるのって、意外と読みやすいな
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)16:10:24 ID:nXDhdEZ6B
間違い発見。
当時18歳じゃなくて、17歳でした。すんまそ
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)16:14:26 ID:hi4b69KIP
>>65
そんなのいいから、はよ
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)16:18:49 ID:g7ChhplFJ
はよ
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)16:43:16 ID:nXDhdEZ6B
駅についてから、とりあえず手を握ったまま、広場に出た。
人の邪魔にならないベンチまで移動して座らせた。
その瞬間、また火がついたように美女は泣き始めた。
とりあえずタオルを差し出し、隣に座って背中をさすってあげる。
彼女は10分くらいグズグズ泣いていたが、ようやく落ち着いた。
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)16:43:39 ID:nXDhdEZ6B
「あの、大丈夫ですか」
美女「はい…(鼻声)あの、ありがとうございました…」
「あのおじさん、最低でしたね…」
美女「…乗った時から、変だなって思ってたんですけど…」
「えっと、これって、警察とか…」
冷静になって考えてみると、チカンです!と大声で叫べばよかった。
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)16:44:21 ID:nXDhdEZ6B
捕まえたほうが良かったんじゃ…と己の無能さを今更嘆いてると、美女は
「いえ、いいです…。ちょっとおしり触られただけだったんで、もう…」
と言った。何が「ちょっと」なのか不明だわ、大事件だろと思ったけど、本人がそう言うならいいや。
ふと時計を見てみると、もう大分経ってた。やばい、遅刻する。
美女「あの、何か、お礼…」
「いえ、あの、学校おくれちゃうんで、アフッ、その、いいですはい」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)16:44:47 ID:nXDhdEZ6B
美女「じゃあ、後日お礼したいので、携帯…」
ここで何か恥ずかしくなってきて、俺氏逃亡。
実際学校には遅刻してしまった。けど、何かすごく満たされた気持ちだった。
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)17:04:03 ID:9rwcwLIF9
完
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)16:48:06 ID:gPfvtXN3Q
電車のパクりと聞いて
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/07/30(水)16:49:49 ID:gPfvtXN3Q
できの悪い電車男
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1406697551/